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みそは、大豆と麹と食塩を混ぜ合わせ、発酵熟成させたものです。発酵熟成中に働く微生物が、製品に影響を与えます。微生物の働き方は気候風土、それぞれによって微妙に変わるため、原料が同じでも、出来上がりは違ってきます。原料や環境、水質などの条件も加わり、それらが複雑にかかわり合うことによって、地方色の千差万別のみそが生まれました。現在のように技術が向上し、流通が発達しても、全国的に均一のみそをつくることは不可能です。
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東北地方で一番使われている「米みそ」の中で、伝統が最も古く香味も優秀なのが赤みそです。仙台みそもこの部類になります。(仙台みそ・秋田みそ・越後みそ・江戸赤みそ・佐渡みそ、など) |
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一般に米みそは麹の割合が多いほど、白く甘くなります。このみそは辛口から甘口まであり、赤みそと比較すると、やや口ざわりが軽いようです。(信州みそ・相白みそ、など)
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奈良・大和朝文化のシンボルともいえる白みそは、まろやかでとっても甘い味です。みそ汁よりも料亭などで調味料として使われることが多いのも特徴です。(西京みそ・府中みそ・讃岐みそ、など) |
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